キッチン・ダイニングを中心とした幅広い商品を取り扱うライフスタイル商品専門商社「株式会社ワイ・ヨット」。 2024年にローンチした、企業向け社員販売専門サービス「社販プレミアム」について、クライアントサクセス(CS部)のサービスを介してマッチングし、顧客獲得に至りました。CS部のサービス利用の経緯と効果を、同社の寺田社長に伺います。
リビング・ダイニングの卸から小売まで
ワイ・ヨットの事業内容について教えてください。
私たちは1949年に会社を設立、百貨店のギフト売場に商品を卸す商社として始まりました。その後、キッチン・リビング用品に幅を広げ、カタログギフト事業にも拡大展開しました。今では卸だけでなく小売も手掛け、直販事業も徐々に大きくなり始めている状況です。小売はデパートの中にあるショップが中心ですが、2023年には、ワイ・ヨットの名前を掲げて東京の麻布台ヒルズにフラッグシップストアをオープンいたしました。
リビング・ダイニング分野のリーディングカンパニーを目指して、日々頑張っています。
最近では、新しいサービスとして「社販プレミアム」を始められたそうですね。
「社販プレミアム」は、企業様が福利厚生として利用いただける社員販売専門サービスで、国内外の上質な日用品や逸品を特別割引価格で購入できます。私たちが培ってきたギフトカタログ製作のノウハウや自社ECサイトの運営実績を活かして、2024年3月にローンチしました。従来のようなモノの卸だけではないビジネスモデルとして挑戦しています。
当社には物流部門がありますので、個別配送もインクルーシブで提供できるところも強みとして事業を進めているところですね。
金融機関の紹介でAGSを利用
AGSとどのように接点を持たれたのでしょうか?
私の社長就任と、ほぼ同時というタイミングでした。以前お世話になっていた会計事務所から変えるタイミングがあり、そこで銀行さんから紹介いただいたのがAGSさんだったんです。
さらに、ちょうどその頃に税務調査が入りました。当社は資本金が少ないので本来であれば税務署レベルの調査で済むんですけど、商いの規模が大きいということで国税局の調査を受けることになってしまって…。国税局による初めての税務調査ということで、その対応もAGSさんにお任せしました。
それ以来、税務顧問としてお願いしている形になります。
社内制度やシステムを刷新
普段は、どのようにAGSのサービスを利用していただいていますか。
税務顧問以外で、最初にお願いしたのが、役員報酬のスキーム作りですね。
当社には長い歴史がありますが、どちらかというと営業寄りの風土で、内部統制が利いていない面が多々ありました。一方、私はもともと決算財務を担当していた経験もあり、ちゃんとルールを整備したいという思いもありました。
いわゆる昔からの会社にありがちな部分を、一つひとつスキーム化するため、その第一歩として、自分も含めた役員報酬を会社の業績としっかりと連動させられる仕組みにしたいと考え、役員報酬の制度設計のお願いをした経緯があります。
また、システムコンサルティングもAGSさんにお願いしています。そもそも銀行さんからAGSさんをご紹介いただいたのも、当社は卸売業が柱で、システムがきちんと構築されていないと事業が成り立たないという課題もありました。
私が管理本部長だった時期に、社内システムを全部パッケージにしようと、大手のSier業者にお願いしたんです。ただ、新システムが完成して商品の損失などが可視化されたのはよかったと思う反面、完成に至るまでの過程がかなり大変でした…。
だから次回のシステム刷新の手間を考えると、そういったシステムの知見を持つ会計事務所に頼んだほうがいいんじゃないかということで、「AGSさんはシステムコンサルティング部門もありますから、一度お話を聞いてみてはいかがですか?」と紹介されたんです。
ちょうど今、次回のシステム刷新に向けてRFP(提案依頼書)を作ろうとしていて、協議を始めたところです。AGSさんにはシステムの蓋然性や網羅性をチェックしていただけるようお願いをしています。
他にも、社内に団塊ジュニア世代の上の年齢層が厚く、10〜15年後の人事政策をどうするか、という話し合いもしています。どういう人材がいればいいのか、という話から、そもそも事業を今後どういう方向に進めていくのかという話になり、そうなると事業戦略に関わってきます。
結果として、AGSさんのHR部門の力を借りて、当社のポートフォリオ別に必要な人材はどれだけかをまず洗い出すプロジェクトチームが始まりました。
本当に、いろいろお世話になっていますね。
私が「やりたい」という意識があるところに対してうまく関与していただけるので、「それではお願いします」という感じで、頼らせていただいています。
社販プレミアム
CS部の関与について聞かせてください。そもそも今回のお話しは、どのように始まりましたか。
税務・会計分野以外にも経営課題があれば要望に合わせたビジネスマッチングなどにご協力いただけるCS部がスタートしたということで、私の方にも「何かお困りのことはないですか」とおっしやっていただいたところがスタートでした。
CS部は、担当者ベースにとどまらない「面」でクライアントの皆様と接点を持っためにスタートした経緯があります。ワイ・ヨット様に対しても、AGSとして、もっとできることはないかとCS部からお声をかけさせていただきました。その後、どのように話が進んでいったのでしょうか。
最初は範囲を絞らずに様々な話をしていたのですが、その中でローンチしたばかりで力を入れていた「社販プレミアム」が話題に上がりました。
AGSも導入させていただいていますが、「社販プレミアム」は企業の福利厚生として利用できる社員販売サービスですよね。
当社がもともとBtoBの卸売業からスタートしているということもあり、ノウハウの蓄積が比較的進んでいないBtoBtoCのビジネスである「社販プレミアム」に、AGSさんのお力添えをいただければ..という風に進んでいきましたね。
AGSには法人4,100社のクライアントがいます。その中から、双方にとってWin-Winになれるようなご縁を結ぶお手伝いをさせていただいているのですが、良いご縁につながったのでしょうか。
「社販プレミアム」のサービス内容などを踏まえ、大手企業の福利厚生などを担う企業2社をご紹介いただきました。
新しくローンチした「社販プレミアム」に対して、信頼性のあるお客様をご紹介いただいたのが本当にありがたくて、お話をいただいたときは「ああ、嬉しい!」と思いました。
新規事業をスタートしたタイミングで、今まで全く関わりがなかった、従業員数万人規模の会社と繋がりを持てたというのは大変嬉しかったです。
届けたい相手に届いた
CS部が間に入ってニーズの聞き取りや調整などを行い、その後、プレゼンテーションなどを経て、両社とも成約に至りました。
決まったときは、どのようなお気持ちでしたか。
「社販プレミアム」で扱っている製品は、決して安価というわけではありません。そのため、商品質なものを求めてくださるお客様にしっかり届けたいという思いがありました。当社としても一生懸命営業活動はしていたんですけど、そこにAGSさんのお力添えをいただいて、届けたい相手に届けられたと思います。
インパクト・規模感のある2社様をご紹介していただいて、当社の担当者もすごくやりがいを感じています。今後、東京で従業員の方に直接販売する機会も設けていただくお話も動いていて、そちらも非常に楽しみですね。
CS部の取り組みの一つとして、クライアントのサービスを、DMで他のクライアントの皆様に紹介していますが、ご存じですか。
DMで「社販プレミアム」を取り上げていただいたので、そういう取り組みをされていることは知っています。今回おうかがいしましたら、そのDMをきっかけに、食品卸や医療検査サービスを手掛ける企業さんから「社販プレミアム」のカタログに製品を載せたいとのご連絡をいただいているようですね。
そういうご縁もつないでいただけるなんて、ありがとうございます!
今後の事業拡大に向けて
今後はAGSにどのようなことを期待されますか。
AGSさんは全国的な規模があり、多くの引き出しを持ってらっしゃるので、税務顧問を超えた形でのアドバイスをいただけるのは、心強い限りです。
当社に足りないところを「ご検討されてはいかがでしょうか」とご提案していただけるのも、本当に当社のことをすごく考えていただけているんだな、と感じています。都度都度ご指摘いただきながら、AGSさんのサービスにお願いできるなら、ぜひとも活用させていただきたいですね。
AGSさんのように、信頼できるパートナーとして安心してお願いできる存在がいるのは、本当にありがたい話です。引き続き、しっかりとお願いしていきたいと思っています。
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会社名株式会社 ワイ・ヨット
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事業内容ライフスタイル用品のホールセール、商品開発、小売、物流、デジタル事業、ギフト事業
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設立1949年
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所在地愛知県名古屋市中区松原3丁目13番41号
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